< 東山植物園・野の花&実 >




《 姫カンアオイ(姫寒葵) 》
 東アジアを中心とした北半球の温帯に広く分布する多年草で60種-100種が知られています。日本にはその半数近くがあり、さらに産地ごとに異なる多種多様な品種が見られます。徳川の紋所で有名な「三葉葵」はカンアオイの一種であるフタバアオイがデザインの元となっています。







《 カンアオイ 》















《 福寿草 》
 野生のものや自然の環境下では春3月〜4月を中心に花を咲かせます。お正月に市販されている開花株は温室などで保温して早く花を咲かせたものが大半です。  基本の花色は黄色ですが、白やオレンジ色の花を咲かせる園芸品種もあります。品種改良の歴史は古く江戸時代より行われてきており、花色以外にも八重咲き、菊咲き、三段咲きといったような花型の異なる品種も作出されています。葉は羽毛のような形で深い切れ込みがあり、人参の葉っぱに少し似ています。














《 日本水仙 》
 房状に咲く日本スイセンと、3月頃にひとつの茎に大きな花をひとつ咲かせるラッパ水仙系統の2系統に大別することができる。花の大きさや草丈もたくさんの種類、品種がある。花の色は黄系統か、白色系統が多く、ラッパ水仙系は、2色咲きが多い。








《 ノシランの実(熨斗蘭) 》
 日本の本州(東海地方より西)、四国、九州、南西諸島、韓国の済州島などに分布する、毎年花を咲かせる常緑性の多年草です。海岸線にある林の下など薄明るい場所に自生します。 長さ50ccmほどの細長い葉が湾曲しながら下向きの伸びます。株が大きくなるともりもり茂っていって草丈は80cmほどになります。葉は濃緑色で表面に光沢があります。夏〜秋になると、葉の間から花茎を斜め上向きに長く伸ばして、その先端に真っ白い小さな花を穂状にたくさん咲かせます。花自体は地味ですが真っ白なので、薄明るい場所では浮き上がるように見えます。花後にできるタネは球状にふくらんで、熟すと美しいコバルトブルーになります。









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