< 東山植物園・花色々 >




《 ノシランの実(熨斗蘭) 》
 日本の本州(東海地方より西)、四国、九州、南西諸島、韓国の済州島などに分布する、毎年花を咲かせる常緑性の多年草です。海岸線にある林の下など薄明るい場所に自生します。 長さ50ccmほどの細長い葉が湾曲しながら下向きの伸びます。株が大きくなるともりもり茂っていって草丈は80cmほどになります。葉は濃緑色で表面に光沢があります。夏〜秋になると、葉の間から花茎を斜め上向きに長く伸ばして、その先端に真っ白い小さな花を穂状にたくさん咲かせます。花自体は地味ですが真っ白なので、薄明るい場所では浮き上がるように見えます。花後にできるタネは球状にふくらんで、熟すと美しいコバルトブルーになります。









《 オオハナワラビ(大花蕨) 》
 東北地方中部以南〜九州の林下に生える。フユノハナワラビに似るが、葉はやや大型。茎に毛が散生。栄養葉の羽片の頂片は鋭頭〜鋭尖頭、裂片は鋭鋸歯縁。胞子は秋に熟す。 似たものにフユノハナワラビやアカハナワラビがある。
3つの違いは栄養葉の様子により、葉の先(鋸葉)が尖っている、オオハナワラビ、茎に毛がなければアカハナワラビ、オオハナワラビは茎、葉柄、葉軸に毛がある。フユノハナワラビは葉の先(鋸葉)が鈍頭である。





《 ヒマラヤユキノシタ 》
 ヒマラヤ山脈(アフガニスタン、パキスタン〜ネパール〜チベット)に分布する、毎年花を咲かせる多年草です。きわめて耐寒性が強くて育てやすく、日本でも広く普及しています。地面を横に這うように伸びる太い根茎から、うちわやしゃもじのように見える光沢のある大きな葉を出します。春になると花茎を長く伸ばして、その先に淡いピンクや白の花をまとめて咲かせます。







《 ジャノメエリカ  》
 エリカは非常に園芸品種の多い花木でその数は400以上あると言われています。花の形は細長い筒状や丸い粒状で赤、白、ピンク、黄色などの色があります。成長は遅く高さもそれほど大きくならず、枝に針のように細くこまかい葉をたくさん付けます。ジャノメエリカなど耐寒性の多少ある品種は関東より西の地域で庭木として栽培することができますが、たいがいの品種は鉢植えにして管理します。











《 梅  》
 ウメは大きく分けると利用価値から「実ウメ」と「花ウメ」の2グループに分けられます。写真は花を観賞する花ウメのほうです。当然実ウメは実を梅干しに加工したり、梅酒にしたりするのに適した品種で、実の大きさも大きい。日本では古くから改良が進んでおり、楽しみ方も、鉢植え、庭植、盆栽など様々で、滋賀県長浜の「盆梅」は有名です。花は1から3月頃に咲き、実は6月頃まさしく「梅雨」の時期になります。
《 鴛 鴦 》





《 寒 衣 》







《 冬 至 》







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