< 東山植物園・野の花T >




《 スハマソウ 》
 ミスミソウの仲間はヨーロッパ、アジア、アメリカに約10種類が分布する多年草です。その中のひとつにヨーロッパ原産の「ヘパティカ・ノビリス」という基本種があり日本にはその変種にあたる雪割草 (ゆきわりそう). 「三角草(みすみそう・オオミスミソウ)」 「洲浜草(すはまそう・ケスハマソウ)」があり、主に山間部の落葉樹林の林床や傾斜地に自生します。









《 姫カンアオイ(姫寒葵) 》
 東アジアを中心とした北半球の温帯に広く分布する多年草で60種-100種が知られています。日本にはその半数近くがあり、さらに産地ごとに異なる多種多様な品種が見られます。徳川の紋所で有名な「三葉葵」はカンアオイの一種であるフタバアオイがデザインの元となっています。













《 カンアオイ 》







《 セリバオウレン(芹葉黄連) 》
 本州、四国の山地に生える。根生葉は2回3出複葉で、小葉は更に2〜3裂し、質は厚い。早春、高さ7cmほどの花茎を出し、柄のある径1cmほどの白花を開く。花には雄花と両性花(まれに雌花)がある。萼片は5〜7個で披針形。花弁は5〜6個あるが、線状で萼片より短い。




《 オス花 》





《 メス花 》





《 キクザキイチゲ(菊咲一華) 》
 早春になると、1本の花茎に3枚に分かれた羽状総苞葉を輪生させ、その先端に大きな白い5枚の萼花弁を開きます。花弁はなく、白い花弁のように見えるものは萼片です。花が咲いたあと、晩春ごろから葉が枯れ込み始め、初夏には地上部が枯れて、長い季節を地下部のみで過ごします。














《 フキノトウ(蕗の薹)  》
 葉の茎が伸びる前に地面に直接出てくるのでわかりにくいが、これは蕗の花で、雄花と雌花がある。花が咲いてしまうと苦味が強くなるので、ツボミの状態で摘み取って食べる。






《 ショタイソウ(書帯草)  》
 白い穂状の花が咲くまでは目立たない草ですが、むかしの人は手紙を書いた巻紙をこの草で結わえたからだとか。






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