< 東山植物園・野の花U >




《 キクザキイチゲ(菊咲一華) 》
 北海道から近畿地方以東の本州に分布。山地の林や草原に生える多年草。雪どけの後の林縁などに美しい大輪の花を群開させる。 高さ10〜30cm。花弁に見えるのは萼片。根生葉は2回3出複葉で羽状深裂、茎葉は3枚が輪生する、 花弁に見える萼片が細くたくさんあるため菊のようであり、茎の先に1花が付くことからの名。別名キクザキイチリンソウ

















《 ミスミソウ(三角草) 》
 ミスミソウの仲間はヨーロッパ、アジア、アメリカに約10種類が分布する多年草です。その中のひとつにヨーロッパ原産の「ヘパティカ・ノビリス」という基本種があり、 日本にはその変種にあたる「ミスミソウ」「オオミスミソウ」「スハマソウ」「ケスハマソウ」があり、主に山間部の落葉樹林の林床や傾斜地に自生します。ミスミソウの名前は葉っぱが三角形になる種類があるところから名付けられました 。園芸上、ユキワリソウという愛称で親しまれていますが、その名前は本来サクラソウ科の「プリムラ・モデスタ」という別の植物の和名です。























《 セリバオウレン(片栗) 》
 セリバオウレンは山地の林内に生える小形の多年草で、本州と四国に分布している。高さ10cmほどで小さい。葉はすべて根生し、2回3出複葉となり、セリの仲間の葉のようになる。早春に根茎から花茎を伸ばし、白い花を3つ程度つける。花を咲かすと共に新しい葉を展開し、落葉高木が展葉する前の強い日光を受け、効率の良い光合成を行なっているようである。 この花は雄花、雌花、両性花とある。
《 雄&雌花 》





《 雄花 》





《 雌花 》





《 ホトケノザ(仏の座) 》
 畑や道端に普通に生育する一年生草本。世界の温帯から暖帯に広く分布する。秋に芽生え、地面付近で枝分かれして広がる。秋にも花を咲かせるが、主に早春から6月頃まで花を咲かせる。畑では冬から春の雑草となる。下の方の葉は長い葉柄があるが、花が付く茎の上部では葉が茎を抱いて葉柄がなくなる。







《 フキノトウ(蕗の薹) 》
 日本原産で、北海道、本州、四国、九州及び沖縄県に分布し、北は樺太から朝鮮半島や中国大陸でも見られる。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られる。郊外でも河川の土手や用水路の周辺に見られ、水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖する。近縁種は旧世界に広く分布し、ハーブとして利用される。









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