< 東山植物園・木々の花V >




《 ヒイラギナンテン(柊南天) 》
 台湾、中国に分布する常緑性の低木です。葉っぱがヒイラギ、実の付き方がナンテンに似ているためこの名前があります。光沢のある葉は美しく、姿も低くまとまるので、庭木や植え込みに広く利用されています。







《 ジンチョウゲ(沈丁花) 》
 中国南部からヒマラヤを原産とする常緑性の低木です。日本には室町時代の中期以降に入ってきました。漢字では「沈丁花」と書き、花の香りが沈香、花姿が丁字に似ているところに由来するとされます。特徴はなんと言っても、上品な甘い香りを放つ花です。庭木のほか、鉢植えにもされます。耐寒性はさほどありませんが、東北南部までなら露地で育てられます。















《 ミツマタ(三椏) 》
 樹高1m〜2mで冬に葉を落とす落葉性の樹木です。  早春になると枝先に小さな花がまとまって半球状に咲きます。花は下向きに咲きちっちゃな蜂の巣のような雰囲気もあります。花は外側が白色で内側が黄色になりますが、内側が赤くなるベニバナ(アカバナ)ミツマタという種類もあります。花はよい香りがします







《 ハウチワカエデ(羽団扇楓) 》
 紅葉時の葉の色づきが変わっており、葉色の変化は半分が緑でもう半分が黄色・赤など変った紅葉を見せてくれます。最終的には真っ赤に紅葉し落葉します。主として北半球の温帯に分布している150種を総称したものです。特に、東アジアを中心に日本に約20種、中国に約30種が分布し、北アメリカ、ヨ?ロッパにまで広がっています。主に落葉高木で切れ込みのある葉をつけていますが、まれに常緑性のものや切れ込みのないものもあります。







《 ネグンドカエデ 》
 アメリカの太平洋沿岸地域に多く見られる。別名トネリコバノカエデ。葉がトネリコに似ることが由来。









《 ギンヨウアカシア(銀葉アカシア) 》
 アカシアの仲間は南半球の熱帯から亜熱帯に1200種が分布します。ギンヨウアカシアはその中の1種で高さ6mほどに達する常緑性小高木です。主な原産地はオーストラリア南東部で、日本に渡来したのは明治時代末期です。寒さにはあまり強くありませんがやせ地でもよく育つので日本でも、温暖な地域で街路樹として古くから利用されてきました。







《 シキミ(樒) 》
 中国や本州の関東より西、四国、九州、沖縄など比較的暖かい地域の山地に見られる広葉常緑樹で、育つと樹高は5mほどになる小高木です。 3月〜4月にかけて径3cmくらいのクリーム色の花を多数咲かせます。葉は深い緑色で革質、光沢があり美しいです。 果実だけではなく全木に毒をもっている有毒植物ですが、特に果実の毒性が強く「悪しき実」が転じてシキミと言う名前になったとも言われています。







《 シャクナゲモドキ(日向水木) 》
 中国南部からベトナム、ビルマそれにマレーシアに分布しています。 暖地に生え、高さは9メートルほどになります。葉は「しゃくなげ」に似 て厚く、互生します。早春に、鮮やかな深紅色の花を咲かせます。香 港では旧正月を飾る花とされています。









《 カラマツ(唐松) 》
 カラマツはマツ科の中では珍しい、落葉性の高木。本州の宮城・新潟県以南から中部山岳地帯に自然分布する。











《 ネコヤナギ(猫柳) 》
 北海道から九州に分布する落葉の低木。山間渓流や中流の流れが急な場所などに生育する。雌雄異株であり、春に葉の展開に先立って花序を出す。若い雄花序は葯(やく)が紅色なので、全体が紅色に見えるがやがて葯が黒色になって長くなる。











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