< 東山植物園・野の花U >




《 サクラソウ(桜草) 》
 日本(四国、沖縄のぞく)、朝鮮半島〜中国東北部に分布する、毎年花を咲かせる宿根草です。川岸や木のまばらに生えた草原に自生し、群生することもあります。野生種の群生地は今となっては貴重で、特別天然記念物に指定され、保護されている場所もあります。






《 ミズバショウ(水芭蕉) 》
 シベリア東部、サハリン、千島列島、カムチャッカ半島と日本の北海道と中部地方以北の本州の日本海側に分布する。 湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したものである。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)である。開花時期は低地では4月から5月、高地では融雪後の5月から7月にかけて。











《 ショウブ(菖蒲) 》
 あやめは畑のような乾燥地で栽培するのに適し、かきつばたは水辺などの湿地帯に適し、花菖蒲はその中間で畑地でも湿地でも栽培できるというのが簡単な違いです。 水辺で咲いているのは杜若か花菖蒲。あやめではない。 乾いた畑で咲いているのはあやめか花菖蒲。杜若ではない。 あやめと杜若だけの違いなら簡単なのだけど、ただ、花菖蒲がどちらにもまたがっているのでまだ決められないですね。
《 カマヤマショウブ 》







《 カキツバタ 》







《 キショウブ(黄菖蒲) 》







《 アヤメ・菖蒲 》













《 ジャーマンアイリス 》
 ヨーロッパから中近東に欠けて分布する様々なアヤメ類がかけあわさってできた園芸品種のグループです。大元となった種のひとつがイリス・ゲルマニカ(別名:ジャーマン・アリス)であると考えられており、そこから日本ではジャーマンアリスやドイツアヤメと呼ばれます。海外ではビアテット(ひげ)・アイリスやトール・ビアテッド・アイリスと呼ばれています。これは花びらの一部にヒゲのような突起が付く姿に由来します。







《 シャクヤク(芍薬)》
 シャクヤクはボタンと同属の植物ですが、ボタンは「木」であるのに対してシャクヤクは冬になると地上部の茎葉が枯れて根の状態で休眠する「草(多年草)」に分類されます。  原産地はチベットからシベリア、朝鮮半島の一部にかけての東アジアが中心で日本には平安時代に渡来しました。当初は薬として用いられていましたが、室町時代に花が鑑賞の対象となり江戸時代には園芸植物として確立、多数の品種が生み出されました。

























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