76
< 東山植物園・木々の花U >




《 アメリカイワナンテン 》
 北アメリカのバージニア・ジョージア・テネシーに分布する常緑性の低木で、樹高1.5mほどに育ちます。地際からたくさんの枝を出して茂ります。枝はゆるい曲線を描いて弓状にしなります。葉は先端のとがった長だ円形で長さはおよそ15cm、厚みがあり表面には光沢があります。春に壺形の白い小花を房状に付けます。







《 グレビレア 》
 別名:スパイダーフラワー・ハゴロモノマツ・ピグミーダンサー。原産国はオーストラリアからニューカレドニアです。250種以上もあり、独特の形をもった花です。円錐状の花穂に細長い筒状の突起が密集した形のものが多く、花弁のように見えるのは総苞で、苞の色は赤、黄、桃、白などがあります。 葉は反り上がった羽状葉のような形で細長く、品種によっては毛が生えているものや光沢があるものなどがあり、とてもユニークです。日本でも多くの園芸品種が栽培されています。主に流通しているのは「ハゴロモノマツ」、「ピグミーダンサー」です。。
《 グレビレア・ピグミーダンサー 》







《 グレビレア・スパイダー 》







《 ギョリュウバイ(御柳梅) 》
 オーストラリア・ニュージーランドを中心に約40種が分布する常緑の低木です。日本ではその中でも、スコパリウムと言う種を指し「ギョリュウバイ」と呼んでいます。  葉は先端がとがった形をしており小さくて堅いです。花の大きさは1〜2cmで枝の先端近くにびっしりと付け、最盛期は全体が花色に染まります。一重咲きや八重咲きがあり、色は白、紅色などがあります。









《 エクスバリーツツジ(御柳梅) 》
 寒さ暑さに強く、日本全国で栽培可能な花木「ツツジ」。春の満開時には、木全体が花で覆われます









《 コデマリ(小手まり) 》
 中国原産の落葉低木で、名前は小さな手毬状の花姿に由来します。日本でも古くから知られており、「スズカケ(鈴掛)」の古名があり、江戸時代の初めには庭木などに利用されていました。現在でも庭木として親しまれているほか、切り花としても広く利用されます。







《 カンボク(肝木) 》
 主に北日本の山地に生える高さ 2 〜 7 メートルの木です。ヤブデマリ(藪手鞠)などに似ていますが,葉が 3 つに中裂しているので区別しやすい。







《 ガクウツギ(額空木) 》
 東海,近畿,四国,九州の山地の木陰に生える落葉低木です。  5,6 月に枝の先に散房花序をつけ,3 〜 5 枚の萼片をもつ白色の装飾花,中央には淡黄緑色の小さい両性花をつけます。







《 モッコウバラ 》
 中国原産の常緑性つるバラです。4月から5月にかけて目に留まる、アーチやフェンスに這わせた大株のモッコウバラは、その花の量に圧倒されます。花色は八重咲きの黄色が主で、そのほかに黄色、白の一重咲きがあります。ほかのバラのようなトゲがない。













《 サンザシ(山査子) 》
 温帯北部や北アメリカ東部を中心に多くの種類が分布します。日本にも絶滅危惧種のクロミノサンザシなど2-3種が知られていますが、園芸的には利用されていません。主に園芸に利用されているのは中国産のサンザシとヨーロッパ原産のセイヨウサンザシです。   サンザシは落葉性の低木で、5月に白い花を咲かせて、9月-10月に果実が熟して赤く色づきます。実付きが良く、果実が大きなオオミサンザシや熟した果実の表面が黄色っぽいキミノサンザシが知られています。果実は食用でき、果実酒やドライフルーツ、薬として利用されます。日本には薬用として江戸時代に朝鮮から入ってきたのがはじめとされています。庭木の他、盆栽に仕立てることもあります。  セイヨウサンザシは園芸品種が多く、紅い花を咲かせる八重咲きのものなど非常に花の美しいものが知られおり、鉢植えとしても利用されています。







《 セイヨウサンザシ(西洋山査子) 》
 ヨーロッパ中部、イギリス、北アフリカから中央アジアに分布しています。高さは4〜9メートルほどで、5月に白色または淡い紅色の5弁花を咲かせます。







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送