東アジアにおよそ20種〜40種が分布する、毎年花を咲かせる多年草です。分布の中心は日本で、多くの種があります。やや湿り気のある土壌を好み、主に山 野の林の中や草原、湿原などに自生します。日本では古くから観賞用に庭などに植えられていました。園芸品種ができたのは江戸時代中期から後期で、ヨーロッ パにはシーボルトらによって紹介されました。その後、アメリカにも導入されて数多くの園芸品種が作られました。葉の色や姿、大きさにさまざまなバラエ ティーがあり、園芸では葉を鑑賞するリーフプランツとして広く用いられています。