< 東山植物園・花壇の花 >




《 シャクヤク(芍薬) 》
 シャクヤクはボタンと同属の植物ですが、ボタンは「木」であるのに対してシャクヤクは冬になると地上部の茎葉が枯れて根の状態で休眠する「草(多年草)」に分類されます。  原産地はチベットからシベリア、朝鮮半島の一部にかけての東アジアが中心で日本には平安時代に渡来しました。当初は薬として用いられていましたが、室町時代に花が鑑賞の対象となり江戸時代には園芸植物として確立、多数の品種が生み出されました。一方、ヨーロッパには18世紀前半に導入、イギリスやフランスを中心に多くの品種がつくられました。その後アメリカではシャクヤクとボタンの交配がすすみました。  日本で改良されたシャクヤクは花が大きくて花びらの重なりが厚くゴージャスなものが多いのに対し、ヨーロッパやアメリカで改良されたシャクヤクはやや小振りで花色が豊富でモダンな雰囲気がありコンテナ植えなどにも適しています。  品種改良が盛んに行われてきたこともあり、花色や咲き方は非常に豊富です。花色は赤、紫、ピンク、オレンジ、白、黄色などがあり単色だけではなく斑点や縞模様が入るものもあります。咲き方は一重、八重をはじめとしてバラ咲き、手まり咲き、翁咲き、金しべ咲きなどが知られています。。


































《 クレマチス 》
 クレマチスは世界中に250種〜300種が分布します。特に北半球に温帯に多く分布し、日本にもおよそ20種が自生します。ほとんどの種がつるを長く伸ばし、名前もギリシア語のクレマ(つる)に由来します。「木」扱いと「草」扱いのものがあり、落葉性と常緑性があるといったように形態や生育サイクルなどが細かく違います。
《 ベティコーティング 》







《 エトワールバイオレット 》







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