< 東山植物園・木々の花T >




《 イボタノキ(水蝋樹・疣取木) 》
 樹高2〜4mになり、冬に葉を落とす落葉性低木で、北海道から沖縄まで日本各地の山野に分布します。 春に芽吹いて枝を伸ばし5月〜6月になるとその先端に小さなラッパ状の白花を密生させます。






《 プリペット(西洋イボタノキ) 》
  ヨーロッパや北アメリカ原産の半常緑低木。属名のLigustrumはラテン語のligare(縛る)が語源で、この植物の枝が柔らかいことから縄として使用したことに因む。約50種が分布する。5-6月、枝先に円錐花序を出し、芳香のある白い花を多数つける。花冠は漏斗形で4裂する。葉は対生し、葉身は楕円形。









《 セアノサス・マリー(菖蒲) 》
 北アメリカが原産の、半耐寒性常緑低木です。 別名カリフォルニアライラック、などとも呼ばれています。 夏の暑さに少し弱いところがありますが、晩春から初夏まで長く咲いてくれます。種類がいくつかあり姿は違いますが、性質は似ています 葉は種類によって大きかったり小かったりと様々。
《 マリーサイモン 》









《 マリーブルー 》









《 スモークツリー(ハグマノキ) 》
 南ヨーロッパからヒマラヤを経て中国に至るまでの広い範囲に分布する落葉性の樹木で、樹高は4m〜5mになります。雄株と雌株がある雌雄異株(しゆういしゅ)の樹木です。 5月〜6月に径3mmほどの小さな淡緑色の花を穂状たくさん咲かせ、咲き進むと紫色を帯びます。花後、雌株は不稔花(タネを結ばない花)の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになり、花穂の見た目がもふもふした感じなります。スモークツリーの名前は、この開花後の花穂が煙のように見えるところに由来します。和名のハグマノキ(白熊の木)は、その姿をハグマ(ヤクのしっぽの白毛)で作られた仏具の払子(ほっす)に見立てたものです。













《 テイカカズラ(定家葛) 》
 日本の山野(本州の秋田より南、四国、九州)に自生するつる性の花木です。茎はつる状で細長く伸びそのままでは直立することができませんが、茎のところどころから「気根」という根を出し、それを他の木の幹や岩、フェンスなどにくっつけてはい登ってきます。大きくなると10m近くの高さまで登り、茎の太さも直径3〜4cmになるそうです。初夏になると、直径2cmほどの白やピンク色の花を咲かせます。









《 センダンノキ(栴檀) 》
 比較的暖かい地域に自生する樹木で、日本では四国や九州以南でよく見られます。大きくなると高さは15mにも達する高木で冬は葉を落とします。5月-6月になると5枚の花びらをもった藤色〜白色の花がかたまって咲き、大木の満開時の姿は見事です。花後にはだ円形の果実をたくさん付けます。果実は秋〜晩秋にかけて黄褐色に熟します。果実は大きな核の部分(梅干しで言うとタネの部分)を果肉が薄く覆っているような感じで、果肉を取り除いた核の表面には5本の溝が付いています。







《 ヤマハゼ(山黄櫨)》
 関東以西の本州・四国・九州に生育する落葉の小高木。よく似たヤマウルシに比べ、南方系であり、より暖地に多い。葉は9〜11枚の小葉からなり、秋の紅葉は美しい。両面有毛。雌雄異株であり、5月から6月にかけ、総状の花序をつける。果実は扁球形であり、無毛で光沢があり、冬には灰褐色となる。







《 ユウカリ 》
 ユーカリプタスを日本で短縮した略称に由来する。600種類の仲間がオーストラリアを中心に分布する常緑性の高木で、コアラの食用となる樹木として有名です。誤解が多いようですが、すべてがコアラの食用になるわけではなくその中でも一部の数十種類がコアラの食料となります。日本には1875年頃に渡来し街路樹や切り枝(生け花)に利用されてきました。











SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送