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< 東山植物園・木々の花W >




《 カルミア(アメリカシャクナゲ) 》
 北アメリカからキューバにかけておよそ7種が分布する常緑樹で、ざっくりと言うとツツジやシャクナゲの仲間です。その中でも広く親しまれているのはラティフォリア種で、園芸ではこの種を指してカルミアと呼ぶのが一般的です。 ラティフォリア種は主に北アメリカ東部の広い地域に分布します。コネチカット州の州花となっており、現地ではマウンテン・ローレルとも呼ばれます。日本へ入って来たのは大正4年です。

























《 リカステモン(ブラシノキ) 》
 オーストラリアに約30種類が分布する常緑性の低木〜小高木です。学名のカリステモンはギリシア語で「美しい雄しべ」という意味で、花びらに比べると雄しべが発達してるところから名付けられました。その雄しべが発達した花が枝に行儀よく並び、その姿がコップやビンを洗うブラシに似ているところから英名でボトルブラシ、和名でブラシノキの名前があります。確かに花姿は「まっすぐなタワシ」のようなイメージを受けます。  代表的な品種は、ブラシノキと呼ばれる「カリステモン・スペキオスス」で、日本には明治時代中期に渡来して、庭木などに利用されてきました。5〜6月に鮮やかな紅色の雄しべをもつ花を付けます。花後に付く果実は数年間枝に付いたまま落ちません。



















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