< 東山植物園・木々の花T >




《 クレマチス  》
 クレマチスは世界中に250種〜300種が分布します。特に北半球に温帯に多く分布し、日本にもおよそ20種が自生します。ほとんどの種がつるを長く伸ばし、名前もギリシア語のクレマ(つる)に由来します。「木」扱いと「草」扱いのものがあり、落葉性と常緑性があるといったように形態や生育サイクルなどが細かく違います。 花びらの部分は、実を言うとがくが色づいたものです。本来の花びらどこに行ってしまったのかありません(以下、便宜上がくのことを花びらと呼びます)。花びらの色や形は様々ですが、例外を除いて枚数は4枚・6枚・8枚と偶数のものが多いです。代表的な例外は雄しべや雌しべが花びらに変化した八重咲きです。花後は雌しべが長く伸びて、タネをつけます。タネは羽毛状の羽を持ち、風に乗って飛ばされます。
《 ベティコーニング 》







《 マダム・ジュリア・コレボン 》







《 エトワール・バイオレット 》







《 アバンギャルド 》







《 ミケリッタ 》







《 アルバ・ジュグリアンス 》









《 キンシバイ(金糸梅)  》
 中国原産で、江戸時代の宝暦10年(1760年)に渡来したといわれる。花の形が良く梅に似ており、色が黄色であることが名前の由来である。 庭木や地覆い用植え込みとして、北海道をのぞく日本各地に植えられている。 株立ち上に枝が出て、ゆるやかに枝垂れる。葉は対生で長い楕円形。暖かい地方では落葉しないことが多い。







《 キョウチクトウ(夾竹桃) 》
 インド原産、強い日射しと澄んだ空が似合う、夏を代表する花木のひとつです。大気汚染などによく耐えて防音効果も期待できるため、工場や車の往来が多い幹線道路の緑化に利用されます。また、強健で育てやすいところから、校庭や公園にもよく利用されます。日本には中国経由で18世紀、江戸時代に入ってきました。







《 ネムノキ(合歓木) 》
 日本(本州〜沖縄)、朝鮮半島、中国などに分布する落葉性の樹木で大きくなると高さ10〜15mほどに生長する高木です。河原など水のある場所によく自生しています。非常に美しい花を咲かせますが、移植の難しさや開花まで年数がかかるなど多少扱いにくい点があり、庭木としてはさほど広くは利用されていないように感じます。 細長いほわほわの刷毛のような形をした淡紅色の花を梅雨頃に咲かせます。ひとつの花に見えるものは実は小さな花が10〜20個集まったもので、淡紅色の糸のような部分は長く伸びたおしべです。小さな花からたくさんの雄しべが出て、それが集まってひとつの形になります。

















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