< 東山植物園・木々の花V >




《 ヒメシャラ(姫沙羅) 》
 花は白色で径2cm程で可愛らしいです、垂直によく伸び、高さ15m、胸高直径90cmに達する。若木のうちは灰色の細かくざらついた樹皮であるが、成長するに従いこのような樹皮ははがれ、次第に赤褐色のごく薄い樹皮に変わる。この樹皮は細かい鱗状にはがれるが、全体としては明るい赤褐色のつるつるしたものに見え、森林内ではひときわ目立つものである。







《 ヒコサンヒメシャラ(英彦山姫沙羅) 》
 ヒメシャラに似ていますが、花が径4cmほどと大きく、ナツツバキとヒメシャラを足して2で割ったような雰囲気です。英彦山を代表する植物で、本州(箱根以西)、四国、九州。山地に生える落葉樹で幹肌がすべすべして赤褐色をしている。葉が細かく庭木や盆栽などに使われる。初夏から白いツバキを小さくした花をつける。株立ちになっているものが庭に植えるとすぐ観賞できてよい。 また古くなると前出のように幹肌が綺麗になるので冬の木姿も楽しめる。花にはほんのり紅をさしたような紅斑が見られる。花の下の苞はガク片とほぼ同じ長さです。葉の裏は葉脈に沿って毛が見られ、脈腋に毛叢がある。 。






《 ナツツバキ(夏椿) 》
 花の大きさは径6cm〜7cm、短命で1日経つと首のところからぽとりと落花します。本州から九州に自生する落葉性の高木で大きくなると樹高は20mになります。ツバキに似た花を夏に咲かせるのでこの名前があります。近縁ですがツバキの仲間ではなく、別属の樹木として扱われます。種小名のプセウドカメリアも「ニセのツバキ」と言う意味です。 別名のシャラノキ(沙羅木)はサラソウジュ(沙羅双樹)と言うことですが、本来のサラソウジュはフタバガキ科の全く違う樹木です。寺院でナツツバキがサラソウジュの代用として植えられたから、単にサラソウジュと誤認されただけ、など諸説あります。夏に咲く清楚で涼しげな白花、灰褐色の樹皮がブチ状に剥がれ、灰色や薄い赤褐色の木肌をのぞかせるデザインされたような美しい幹が特長です。剪定によって樹高も抑えられるところから、庭木やシンボルツリーとして人気があります。







《 ボダイジュ(菩提樹) 》
 中国原産の落葉高木。高さは10mほど。花期は6-7月頃で淡黄色の花を咲かせる。日本へは、臨済宗の開祖栄西が中国から持ち帰ったと伝えられる。 日本では各地の仏教寺院によく植えられている。







《 モクゲンジ(ハグマノキ) 》
 別名: 「センダンバ(ノ)ボダイジュ」(栴檀葉菩提樹)と云う呼び名でも知られています。此れは、葉っぱの感じが 「センダンの葉」に似ていて、種子は「菩提樹」のように、「数珠」に利用する事に由来します。 中国原産の植物ですが、日本では本州から九州の日本海側の海岸に分布します。これが自然分布か栽培品が逸脱したものかは意見の分かれるところです。







《 クマノミズキ(熊野水木) 》
 本州、四国、九州に分布する落葉の高木。三重県熊野地方に生育するミズキという和名がついているように、近畿以西に多い。ミズキは水分を多く含む、水っぽい木であるとの意味であるが、生育には当然水分を必要とし、谷沿いなどの水分条件の良好な場所に生育する。生長は速く、条件がよい場所では1年間に1m以上も生長する。







《 クリノキ(栗の木) 》
 クリの木は世界の温帯を中心に10種ほどあり、ヨーロッパ種のマロングラッセや中国主の天津甘栗など、栗の実を用いた有名な菓子類も多い。 日本では病害虫の関係から外国原産のクリは育ちにくく、現在国内で栽培されるクリは、ほとんどが日本原産の品種です。
《 クリノキ(栗の木) 》







《 シダレクリノキ(栗の木) 》







《 アメリカキササゲ(亜米利加木大角豆) 》
 仲間には、花も実も小振りの中国原産の「キササゲ」や. 「ハナキササゲ」がある。花後につく実がささげ豆に似. ているので「キササゲ」という名がついたらしい。







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