6
< 東山植物園・水辺の花 >




《 カキラン(柿蘭)) 》
 中国や朝鮮半島、日本を原産とするランの仲間で、日当たりの良い湿地や湧き水の周辺など水のある場所に自生します。  春に芽を出して葉を広げ、梅雨頃に花を咲かせます。秋には茎葉が枯れて春まで地下茎の状態で休眠します。葉は長さ10cm程度で先のとがった笹のような姿、草丈は30cm-70cmになります。花色は明るいオレンジ色、熟れた柿のような色なので、カキラン(柿蘭)の名前があります。花は径2cm前後で全開せず半開き、一茎に10数輪咲かせます。







《 コウホネ(河骨) 》
 コウホネ属は北半球の温帯を中心に20種ほどが知られ、日本では4種およびいくつかの変種が知られる。しかし変異の幅も広く、その区別はなかなか難しい。





《 オモダカ(沢瀉・澤瀉・面高) 》
 日本各地の低地の水田や用水路に見られる多年草です。走出枝(そうしゅつし、ランナー)を伸ばして、その先端に丸い球根をつくります。葉は根元にまとまってつき、長い葉柄がある独特の矢じり形で、特に葉が細いものをホソバオモダカ(Sagittaria trifolia f. longiloba)と呼びます。葉の先端を虫眼鏡で観察すると長く伸びているのが特徴です。長い花茎を伸ばして3枚の花弁がある純白の花を咲かせます。雄花と雌花の別があります。







《 ヌマトラノオ( 沼虎の尾 ) 》
 本州、四国、九州、朝鮮、中国、インドシナに分布する多年生の草本。沼沢地やため池の湖岸などに生育するが、長期間の沈水にはあまり大きな抵抗力を持っていない。葉は柔らかく、地下茎でも繁茂し、群落を形成する。和名の由来は通常の草原に生育するオカトラノオと比較したもの







《 ハンゲショウ(半化粧)  》
 別名:カタシロソウ サンパクソウ 半夏生・半化粧アヤメ科クロコスミア属の球根植物で、熱帯アフリカにおよそ6種が分布します。旧属名がモントブレチアだったので、その名残で今でも通称として用いられています。 北海道を除く日本、中国やフィリピンに自生するやや大型の野草で、白い地下茎を伸ばして毎年育ちます。湿潤な環境を好み、主に水辺や湿地に自生します。茎葉を傷つけたり折ったりするとドクダミっぽい臭いを放ちます。6月下旬から7月にかけて、茎の頂点から15cm前後の花穂を伸ばし、花びらを持たない白い小花をたくさん咲かせます。花が咲く頃、花穂のすぐ下の葉っぱの付け根に近い部分から先端にかけて白い斑が入ります。白い斑の入る面積はまちまちですが、たいがい先端の方は緑色を残したままになります。







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送