6
< 東山植物園・温室の花・その他 >




《 スタンホペア 》
 ブラジル〜メキシコかけての中南米に約25種類が分布するランの仲間で、主に木の枝や幹に根を張り付かせて樹上生活をする常緑性の着生ランです。株元は球根のように肥大した(’バルブ’と言います)タマゴ型で、その先端からしわの寄った一枚の大きな葉を広げます。 花茎は重力に素直に従うよう真下に向かって伸び、その先に複雑な形の花を数輪つけます。花茎は下垂するのに、それに逆らうように花びらや萼が上に反り返る姿が印象的です。ひとつの花の大きさは径10〜15cmほどです。 花の咲く姿や形が非常に特徴的で奇異なので一度見ると強く印象に残ります。普通の鉢植えでは鉢底が邪魔をして花茎が下に出てこられないので、底を抜いた鉢や、木枠のバスケットで栽培するのが一般的です(普通の鉢で育てられる種もあります)。 花の咲く時期は種によって春〜秋と幅がありますが、主に夏が中心です。強い香りを放ち、4〜5日長くても1週間くらいでしぼんでしまいます。。







《 コネモルファ・フラグランス 》
 コネモルファ・フラグランスは6 m位になる蔓植物で、傷を付けると白い乳液を出す。 大きく光沢のある葉を持ち、良い香りを持つ白いプロペラ形の花を房状に付ける。 幹より得られた乳液はゴムの原料となり、樹皮より得られた繊維は魚網やロープが作られる。







《 ヘディキウム・ホースフィエルディ 》
 ジャワ・ジンジャーとも言われます。ジャワの森林に、太い根で、着生しています。高温を好む植物です。







《 アリストロキア・ギガンティア 》
 白と赤紫のラグビーボールを二つくっつけたみたいで面白い形ですね。 風船みたいにどんどん膨らんで、やがて赤紫の部分(萼が変形したもの)が真ん中から縦に裂けて開きます。 その形から、よく食虫植物に間違われますが、虫を誘い込み、受粉の手伝いをさせますん。







《 キフゲットウ 》
 キフは黄色の斑入りということ。ゲットウは、月桃と書きます。 抗菌、防カビ成分を含み、葉の使用頻度の高い植物です。ササやカシワの葉と同様、 食べ物をくるんだり、燃やして、蚊取り線香の代わりにしたり、 自生地、奄美や沖縄・熱帯アジアでは、繊維も含めてさまざまな用途に使われています。









《 クサトベラ 》
 小笠原以南から南太平洋諸島、東南アジア、オーストラリアなどの海岸に分布。 海浜植物なので、タネが海流に運ばれて、ハワイなどでも見られるようです。葉は、つややかで若緑、きれいですが、草ではなく低木です。海水の塩分にも強い植物です。







《 トーチジンジャー 》
 赤とピンクが見られます。 トーチ・たいまつに似ているからついた名前です。 花は、重なりあった赤い苞の間から顔をのぞかせている黄色い縁取りのある部分です。 一度、倒れてしまった花を見るチャンスがあり、苞の間の花を調べてみると、ラッパ型の花の中には、 オシベやメシベが、しっかり抱きかかえられていました。





《 ジャワヒギリ 》
 紅白両方の花があります。日本の、里山付近でも咲く「クサギ」の仲間です。 クサギの仲間は、ひとつの花の中で、オスの時期、メスの時期があります。カールしたオシベが前に出ている時が雄花の状態、オシベが垂れ下がり、メシベが一本上をむいている時が雌花の状態です。




























SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送