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< 東山植物園・野の花 >




《 ヘクソカズラ (屁糞葛) 》
 別名ヤイトバナ、サオトメバナ。古名はクソカズラ(糞葛・屎葛)。日本各地、東アジアに分布する蔓性の多年草で、至る所に多い雑草。臭いをかげば納得せざるを得ない。葉を揉むと独特の臭気がする。臭いの強さは季節によって異なり、秋になるとあまり気にならなくなる。







《 クサフジ(草藤)  》
 長さは150cmほどの蔓状の植物である。葉は羽状複葉、北海道、本州、九州の日当たりの良い場所に生える。花期は5-7月で、青紫色の花が総状花序で咲く。和名の由来は、花がフジに似ていること







《 ナデシコ(撫子)  》
 大和撫子のナデシコです。ナデシコ類は100種類以上の品種があり、園芸品種も数多く存在します。和英辞典で「ナデシコ」と引くと「pink」と表記してあります。その通りピンク色の花をつける品種が多く、そのほかにも、赤、白などの花色があります。







《 オミナエシ(女郎花) 》
 十五夜(旧8月15日)に飾る秋の七草(※)のひとつであり、万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くから馴染みの深い植物です。日本〜東アジアにかけて分布する毎年花を咲かせる多年草で、根を乾燥させて煎じたものを「敗醤(はいしょう)」といい、生薬や漢方として利用します。園芸では庭植えの他、鉢植えや切り花として利用されます。毎年夏から秋にかけて小さな黄色い小花が一カ所にまとまって咲き、円すい状の形を作ります。根元から出る葉っぱは細長い楕円形で、茎につく葉は切れ込みの深くはいった羽状の形をしています。葉っぱが深く切り込まないものはハマオミナエシ〔var. crassa〕と呼ばれ、変種として扱われます。







《 ヤブミョウガ(薮茗荷) 》
 東アジア(中国、朝鮮半島、台湾、日本)に分布し、日本では関東地方以西の暖地の林縁などに自生するが、湿気の多い土地を好む。比較的大型になり、高さ50cmから1mほどになる。常緑広葉樹林域の谷筋や林縁などに生育する。葉の形がミョウガに似ているので、ヤブミョウガとなった。8月に花茎を出して白い花を咲かせ、黒紫色の果実を稔らせる。種子でも繁殖するが、地下茎でも増殖し、長い地下茎から点々と地上部を発生させる。







《 キキョウ(葛) 》
 日本、朝鮮半島、中国原産で、毎年花を咲かせるキキョウ科キキョウ属の多年草です。キキョウ属はキキョウ1種からなり、園芸品種や変種は見られますが、他の種はありません。日当たりのよい山野などに自生し、日本では万葉の昔から秋の七草として親しまれており、各地に名所も知られています。野生の桔梗は青紫色の一重咲きですが、白やピンク色、二重咲きの品種も広く出回っています。おもしろいものに白地に青紫色の絞りが入るものがあります











《 ハマナデシコ(浜撫子) 》
 本州から琉球、中国に分布する多年草。海岸の崖地や砂浜に生育する。茎は50cmほどになり、茎の下部は木質化して堅い。葉は厚くて光沢があり、対生で柄はなく、ほとんど茎に合着する。若い個体では根生葉を出してロゼットを形成する。





《 ガマノホ(蒲の穂) 》
 北半球の温暖な地域やオーストラリアと日本の北海道から九州の広範囲に分布する。池や沼などの水辺に生える。葉は高さ1-2 mで、水中の泥の中に地下茎をのばす。夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつける。穂の下部は赤褐色で太く、雌花の集まりでありソーセージに似た形状である。穂の上半分は細く、雄花が集まり、開花時には黄色い葯が一面に出る。風媒花である。雄花も雌花も花びらなどはなく、ごく単純な構造になっている。雌花は結実後は、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。この果実は風によって飛散し、水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて水底に沈み、そこで発芽する。 また、強い衝撃によって、種が飛び散ることもある。







《 日中友好蓮 》
 世界唯一の日中友好平和発信の花、日本全国を日中平和友好、花の海に日中平和友好大使蓮をということで、 徐 敦信、中国大使より中日友好の蓮の種日本に、日中国交回復25周年記念として1997年3月4日125粒贈られた蓮です。







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