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< 東山植物園・野の花U >




《 センニンソウ(千人草)》
 日本各地に分布し、日当りの良い山野に多く見られる。つる植物であり、長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生する。葉は五枚の小葉を持つ羽状複葉になるのが普通。 小葉は卵状楕円形で草質、なめらかだがつやはない。葉の表面に白い模様を出すことがある。葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を固定する。 花は8〜9月に咲く。茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の白い花をつける。









《 リシマキア・ファイアークラッカー 》
 北アメリカ原産で黄色の花で花径3cm程度6〜9月に咲く、日当たり地や半日陰地に植える。赤銅色の葉が特徴、排水が良く湿気のある場所を好む地下茎で繁殖する。耐寒性があり株張りが良く繁殖力が強い。







《 ユーコミス(パイナップルリリー) 》
 ユーコミスは属名をエウコミスとも言いギリシア語で「美しい頭の毛」という意味です。これは花茎の頂点に小さな葉がたくさんついている形状に由来します。南アフリカにおよそ10種、中央アフリカに1種が分布する球根性の植物です。球根はやや大型で生長すると球周20cmにもなります。夏に小さな花が花茎に沿って穂状にたくさんつきその頂点に小さな葉がたくさん付く姿がパイナップルに似ていることろから、パイナップルリリーの別名で呼ばれることも多い。









《 フウセンカズラ(風船蔓) 》
 別名:バルーンバイン、つる性の一年草でまきひげを出し、それをフェンスや他の植物に絡ませながらぐんぐん伸びて3mほどの長さに達します。  夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせます。花自体はさほど目立ちませんがその後にできる紙風船のような形をした袋状の果実が可愛らしくユニークです。果実は径3cmほどで内側はホオズキのように空洞になっており、最初は明るいグリーンで熟すと茶色に変わります。ひとつの果実からタネが3つとれます。 熟したタネは全体が黒くハート型の白い模様ができる可愛らしい姿です。







《 ヘビウリ(蛇瓜) 》
 ヘビウリはカラスウリ属の仲間なので、カラスウリに似た白くて幻想的な花を咲かせます。ヘビのような果実からは想像もできない可憐な花です。カラスウリと異なる点は、昼間に開花し、雌雄異花同株なので、1株でも結実するところです。 果実は、緑色に白い筋が入り、秋に熟するとオレンジ色に変わりますなお、多くは観賞用として利用されていますが、ヘチマなどと同様に、若い果実は浅漬けや炒めものにして食べることもできます。 また、ヘビウリの原産地はインドで、現地ではカレーに入れる野菜として利用されます。皮に独特の臭いがあるので、スパイシーな料理に合うようです。









《 ダイコンソウ(大根草)  》
 バラ科バラ亜科に属す植物の属で、温帯と冷帯を中心とした世界の広い範囲に分布しており、約50種が知られている。日本にも山野などにダイコンソウ G. japonicum などが自生している。すべて耐寒性の多年草で、ロゼット(根生葉)が大根に似ているためにこの名がある。







《 ハッカ(薄荷) 》
 日本(北海道・本州・四国・九州)、朝鮮半島、中国、シベリア、サハリンなどに分布する、毎年花を咲かせる多年草です。日当たりが良くてやや湿り気のある所に自生します。ミントの仲間で、葉っぱを軽くこすると喉や鼻孔がすーっとする清涼な香りがします。 草丈は60cmくらいで、葉っぱは長だ円形で先端が尖って葉脈がくっきりと深めに入り、縁には粗くぎざぎざが入ります。茎や葉には軟らかくて細かい毛が生えます。夏〜秋にかけて、葉の付け根にごく淡い紫色(白に近い)の小花が固まって付きます。









《 リアトリス(ユリアザミ) 》
 別名:ユリアザミ、リアトリスは北アメリカ原産の植物で約35種の野生種が知られており、日本には大正末期に数種類が渡来しました。 花の付き方によって槍咲きと玉咲きに区別されます。  槍咲きは主に「リアトリス・スピカタ」からの改良や「リアトリス・スカリオサ」との交配で生まれた品種群で小さな花が穂状に花茎にびっしりと咲きます。  玉咲きは「リアトリス・スカリオサ」からの改良や「リアトリス・リグリティス」との交配で生まれた品種群で大きめの玉状の花を咲かせます。槍咲きに比べると花の数こそ少なくてまばらですが、ひとつひとつが大きいので非常に見栄えがします。







《 ゴボウ(牛蒡) 》
 キク科の多年草。ユーラシア大陸原産で縄文時代の遺跡からは植物遺存体として確認されており、縄文時代か平安時代に日本に伝わったともいわれる。主に食すようになったのは江戸時代から明治にかけてであり、根や葉を食用とする。花期は6、7月。紫色のアザミに似た総苞にトゲのある花を咲かせる。









《 アーティチョーク 》
 別名:チョウセンアザミ、地中海沿岸原産の毎年花を咲かせる多年草です。大形の草花で丈は2mを超すこともあります。主な開花期は初夏〜夏で、アザミに似た紅紫色の花を咲かせます。葉っぱは深いぎざぎざが入り、茎は極太で、根っこはごついです。全体的にアザミに似た姿ですが、トゲはありません。ウロコのような萼が重なった若いつぼみが食用となります。







《 ウド(独活) 》
 夏に小さな白い花をたくさん付け、秋に直径3mmほどの黒色の液果となる。一果中に3-5個のゴマ状の種子をもつ。高さは約2-3mに成長し、「ウドの大木」という慣用句もあるが、木ではない。春・初夏(ゴールデンウィーク頃)に芽吹いた小さな頃には山菜として利用できるが、大きくなると食用にも木材にも適さないことから例えとされたと言われている。







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