< 東山植物園・百合の花色々他 >




《 コオニユリ(小鬼百合) 》
 北海道、本州、四国、九州、山地草原に生える多年草でオニユリに似るが、鱗茎は小さく、白色で、長い匐枝をひく。葉腋にむかごがつかず、花も小型でよく結実する。









《 オニユリ(鬼百合) 》
 別名:テンガイユリ、日本、中国中部〜北部、朝鮮半島、シベリア沿岸部など主に東アジアに広く分布するユリです。地下に鱗茎と呼ばれる球根ができます。球根は少し苦みがありますが、食用になります。漢字を当てると鬼百合です。テンガイユリ(天蓋百合)の別名があります。シャンデリアのごとくぶら下がるように咲く花姿を仏具の天蓋に見立てたものでしょう。日本に分布するオニユリはタネを付けない3倍体です。 タネを付ける2倍体のオニユリは対馬や韓国の済州島、釜山などに見られ、これらの地では3倍体と2倍体の個体が混在しています。







《 ヤマユリ(山百合) 》
 日本原産で、日本原産のユリで、東日本を中心として本州に分布します。自生地の紀伊半島北部とされますが九州や四国、北海道にも野生化したものが見られます。漢字を当てると「山百合」でそのまま山に生える百合という意味です。比較的日当たりの良い山野の斜面などでよく育ちます。学名の「オーラツム」は「黄金色の」の意味で、花びらに入る黄色い筋に由来します。



















《 ヒオウギ(檜扇) 》
 日本、台湾、中国、インド北部など、東アジアの広い範囲に分布する植物です。主に山野の湿り気のある木陰に好んで自生します。日本では古くから親しまれており、生花材料として栽培されてきました。京都では祇園祭には欠かせない花で、時期が来ると軒先などにヒオウギが飾られます。






《 ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙) 》
 アヤメ科クロコスミア属の球根植物で、熱帯アフリカにおよそ6種が分布します。旧属名がモントブレチアだったので、その名残で今でも通称として用いられています。 園芸で広く普及し栽培されているのは、オーレア種〔C. aurea〕とポッツィー種〔C. pottsii〕を掛け合わせて作られた雑種、クロコスミーフローラ〔C. × crocosmiiflora〕を元とした園芸品種群です。一般にこの園芸品種群を指してモントブレチアと呼ぶことが多いです。






《 ヘメロカリス 》
 原産地:日本・中国産の野生種を改良、別名:デイリリー。日本や中国原産のユウスゲやカンゾウ類(ノカンゾウ、ヤブカンゾウなど)がヨーロッパなどに導入されて品種改良されてできた園芸品種を俗にヘメロカリスと呼ぶことが多いですが、広い意味では品種改良の元となった野生種も含みます。冬は落葉して休眠しますが、春に芽を出し毎年花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)です。 花が短命で一日しかもたないことから別名で「デイリリー」とも呼ばれます。学名でもあるヘメロカリスの名前はギリシア語で「一日」を意味する「へメロ」と「美」と言う意味の「カロス」の2語から来ており、これもデイリリーと由来は同じです。 大きさや花色など非常にバラエティーに富んでおり、性質もとても丈夫なので海外では花壇や庭、コンテナをはじめとして、色々なシーンで活躍する草花です。日本では海外ほど多く利用は見られません。































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