< 東山植物園・野の花U >




《 ヒオウギ 》
 日本、台湾、中国、インド北部など、東アジアの広い範囲に分布する植物です。主に山野の湿り気のある木陰に好んで自生します。日本では古くから親しまれており、生花材料として栽培されてきました。京都では祇園祭には欠かせない花で、時期が来ると軒先などにヒオウギが飾られます。 厚みのある剣状の葉を左右交互に出して行儀よく二列に並び、扇のような姿になります。主な開花期は夏で葉の間から花茎を伸ばします。花茎は1〜2回枝分かれして先端に数輪の花を咲かせます。花は直径5cm前後で花びらは6枚、オレンジ地に赤い斑点が入ります







《 ユーコミス(パイナップルリリー) 》
 ユーコミスは属名をエウコミスとも言いギリシア語で「美しい頭の毛」という意味です。これは花茎の頂点に小さな葉がたくさんついている形状に由来します。南アフリカにおよそ10種、中央アフリカに1種が分布する球根性の植物です。 球根はやや大型で生長すると球周20cmにもなります。夏に小さな花が花茎に沿って穂状にたくさんつきその頂点に小さな葉がたくさん付く姿がパイナップルに似ていることろから、パイナップルリリーの別名で呼ばれることも多い。













《 ハマユウ(浜木綿) 》
 日本や韓国の済州島に分布する毎年花を咲かせる多年草で、主に海岸線に群生します。正式な和名はハマオモト(浜万年青)ですが、ハマユウの名前でもよく知られています。日本の平均気温15℃の地域を結んだラインをハマオモト線と呼び、このラインより南の地域に自生します。北限は房総、三浦半島になります。







《 モウズイカ(毛蕋花)  》
 主にヨーロッパとアジアに分布し、地中海地方でもっとも高度に分化している。多くは二年草もしくは多年草で、まれに一年草や小低木になるものもある。高さは0.5 - 3mになる。成長の初期には地表面でロゼット状に密集した葉を展開し、後に背の高い花茎を立ち上げる。二年生のものは、最初の年はロゼットを展開し、翌年花期になると茎が伸び出す。葉は旋回状に整列し、しばしば毛深くなるが、一部の種は無毛である。







《 オニユリ(鬼百合)  》
 オニユリ(鬼百合)は、芳香のある橙色の花を咲かせるユリ目ユリ科ユリ属の耐寒性多年草(球根植物)です。葉は披針形で、葉腋に黒紫色のムカゴと呼ばれる珠芽が付きます。ムカゴは豆か小芋のような感じで食用となります。花は橙色で濃茶色の斑点が多数入り、先端が反り返ります。オニユリの鱗茎(球根)は大型で、コオニユリ(小鬼百合)とともにユリネ(百合根)として食用となる。







《 ひまわリ  》
 北アメリカのテキサスやカリフォルニアを原産地とし、野生のものは60種ほどが知られています。中には地下に球根のようなものをつくったり、毎年花を咲かせるものもありますが、ほとんどは芽が出て花が咲いてタネができた後に枯れてしまう一年草です。ヒマワリというと大きな花を連想しますが、野生種はさほど大きな花を付けず、現在の大輪のものは品種改良によってつくられたものです。
《 ゴッホ 》





《 モ ネ 》







《 ロシア 》













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