< 東山植物園・水辺の花 >




《 サギソウ(鷺草) 》
 日当たりのよい平地や山麓の湿地に自生する日本を代表する野生ランです。かつては北海道、青森をのぞいた全国に分布していましたが、乱獲や生育環境の破壊により現在では自生のものを見る機会は少なく、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。 夏に花茎を長く伸ばし、名前の通り鷺(さぎ)が羽を広げたような姿の純白花を数輪咲かせます。英名の「イーグレット・フラワー(Eargret Flower)」も「白鷺」の意です。







《 ヒメコウホネ(姫河骨) 》
 ヒメコウホネは池沼、小川、湿地に群生する日本固有の浮葉性の多年草です。 日本の中部以西の池沼、ため池、河川などに生育しています。ヒメコウホネは「コウホネ」より小型で、通常それよりも深い水中で成育し、浮葉で生活します。







《 ミズヒナゲシ(ウォーターポピー) 》
 南米原産のつる性水草、鮮やかな色合いで形もかわいく葉をつける人気の水草で花の形がケシに似ていて水面に咲くことから「ミズヒナゲシ」とついたらしい。







《 アメリカミズキンバイ 》
 南アメリカを代表する水草です。 水上でも水中でも生存できる適応力を備えているため水草水槽レイアウトでもビオトープでも活躍します。






《 オモダカ(面だか) 》
 オモダカは日本各地の低地の水田や用水路に見られる多年草です。走出枝(そうしゅつし、ランナー)を伸ばして、その先端に丸い球根をつくります。葉は根元にまとまってつき、長い葉柄がある独特の矢じり形で、特に葉が細いものをホソバオモダカと呼びます。葉の先端を虫眼鏡で観察すると長く伸びているのが特徴です。長い花茎を伸ばして3枚の花弁がある純白の花を咲かせます。雄花と雌花の別があります。オモダカの球根を食用に改良したものがクワイ(S. trifolia var. edulis)で、葉が幅広くて全体に大型です。





《 ポンテデリア 》
 ポンテデリアは北アメリカ〜南アメリカの淡水の湿原・沼地などに自生する水生植物で、5種類が知られています。コルダタはその中の一種で、和名でナガバミズアオイ、英名でPickerel weedと呼ばれます。Pickerelとは淡水魚の名前で「カワカマスの幼魚」と和訳されるようです。weedは「雑草」の意味ですので、直訳すると「カワカマスの雑草」とでもなるのでしょうか?  日本では最初切り花として普及し、苗の形で出回るようになったのは最近です。水中の土の中に根茎を伸ばして、光沢のある葉が水面に突き出て生育します。開花期は主に夏で、花はブルーで穂状にたくさん付けます。花穂の長さは15cm前後になります。







《 ミゾハギ(禊萩) 》
 湿地や田の畔などに生え、また栽培される。日本および朝鮮半島に分布。茎の断面は四角い。葉は長さ数センチで細長く、対生で交互に直角の方向に出る。お盆のころ紅紫色6弁の小さい花を先端部の葉腋に多数つける。 盆花としてよく使われ、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などの名もある。ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。







《 ガマ(蒲) 》
 北半球の温暖な地域やオーストラリアと日本の北海道から九州の広範囲に分布する。池や沼などの水辺に生える。日本ではガマ・ヒメガマ・コガマの三種が生育している。 雌花序と雄花序が離れて花茎の軸が見えるのがヒメガマ、雌花序と雄花序が連続しており、雌花序の長さが10-20 cmのものがガマ、6-10 cmのものがコガマと識別できる。







《 はす 》



















《 大賀ハス 》









《 日中友好蓮 》







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