< 東山植物園・温室の花T >




《 ネオレゲリア 》
 ネオレゲリアは熱帯〜亜熱帯アメリカに97種分布する着生植物です。品種も多く、4000品種以上もあります。多くは株がロゼット状で、葉縁にはとげがあります。開花期になると株中央の筒状部とその周辺の葉が赤く色づき、筒状部の中に剣山状の花をつけますが、花は筒状部の上までは伸び出しません。
《 ネオレゲリア・ミッドナイトラヴァ》





《 ネオレゲリア・ピネリアナ 》





《 エクメア ・ ファスキアタ 》
 和名: シマサンゴアナナス、 筒状の葉の中心から出た松かさ状のピンク色の花苞は、たいへん豪華です。花は淡紫色で、数日間の寿命ですが、美しい苞は3ヶ月以上観賞できます。葉は長さ50cm、幅6cm程度で、硬質、周縁には強いとげがあります。葉には白い横縞が入ります。この白縞は粉状で、吸収鱗毛というものです。これはアナナス類の共通の特徴で、養水分を吸収する役割をしています。 斑入りや葉縁に刺のない品種もあります。







《 キンセイマル(金盛丸) 》
 ホヤの仲間は、日本の南部から熱帯アジア、オーストラリア、太平洋諸島などに約200種ほどが分布しています。つる性の低木で、花は多肉質で光沢があり、芳香のある種類が多いです。ハート形の葉のケリー(Hoya kerrii)は、ラブラブハートなどの名で近年人気が出た種類です。九州や沖縄にも自生するサクララン(H.carnosa)は以前からよく流通していた種類で、葉に斑が入った品種もいくつかあり観葉植物としても楽しめます。







《 リュウリョウチュウ(粒稜柱) 》
 キューバ、パナマなど中南米原産で株元からたくさんの枝を出して、わさわさと茂る常緑性の低木です。開花期間は秋から春にかけてですが、温室など常に一定の気温が保てるところでは周年咲いているような気がします。花は1cm程度と小さくブラッドオレンジジュースのような(わかりにくいですが…)赤に近い橙色の花を花序(花の付いている茎)の先端に十数輪まとめて咲かせます。花の中心部分が黄色く色づき可愛らしい感じです。一つ一つは小さいですが、一カ所にまとめて咲き、原色っぽい色彩で遠目からでも案外目立ちます。









《 タンヨウパナマ 》
 南アメリカ原産の多年草。葉は長さ80cm程度。白いそうめんのような雄しべが特徴となっている。







《 アガベ・ライジン(雷神) 》
 羽状複葉でネムノキに比べ小さく、シダ状の羽片が枝に一対(2個)づつ着き、互生する。花期7月〜秋、蕾が紅く、雄蕊は基部が白色で先がピンク色。ネムノキよりも鮮やかである。







《 アラマンダ 》
 南アメリカに約12種が分布する熱帯花木です。低木のほか、常緑性でつるが伸びるタイプも多いです。比較的よく栽培されているのは アリアケカズラ、ヒメアリアケカズラ、ビオラケアの3種とそれらの園芸品種です。やや耐寒性に劣るので、温室向きの花木や鉢物として扱うのが一般的です。沖縄では庭木や街路樹に利用したり、つる植物の特性を活かして、フェンスやアーチに絡ませて栽培されます。海外の熱帯・亜熱帯地域でも屋外によく植えられます。







《 コネモルファ・フラグランス 》
 インドから東南アジアに分布。フラグランスという名のとおり、大きめで、いい香りの花を咲かせます。







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