和名の「ホシアザミ」(キキョウ科)は、花が星形であることと、葉の形や草の姿が「アザミ」に似ていることに因んで名づけられた。
西インド諸島原産の多年草で、世界の熱帯に帰化雑草として広がっている。有毒植物で、植物中に含まれている白い汁液が1滴目についただけで失明するといわれている。また、これが皮膚につくと炎症を起こす。口に入れると、口の中がやけど(火傷)をしたようにヒリヒリする。
ヒッポブロマ・ロンギフロラは属名はギリシャ語のhippos(馬)とbromos(激しさ)が語源で、この植物に、馬を狂わせる毒があることに因む。
また「ベツレヘムの星」。この星にたとえられている、清楚な純白の6弁花を咲かせる球根植物です。英名はスター・オブ・ベツレヘム。