春にタネをまいて夏から秋に花を楽しむ春まき一年草で、夏の定番草花の一つです。同じ仲間(属)のハナスベリヒユもポーチュラカの名前で広く出回り、夏花壇や鉢植えに広く利用されています。
細い茎は細かく枝分かれして、這うように広がっていきます。葉は肉厚の棒状で先端がやや尖っていて短いです。茎、葉とも多肉質で水分をたっぷり蓄えられ、乾燥に強いです。
夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせます。花自体はさほど目立ちませんがその後にできる紙風船のような形をした袋状の果実が可愛らしくユニークです。果実は径3cmほどで内側はホオズキのように空洞になっており、最初は明るいグリーンで熟すと茶色に変わります。ひとつの果実からタネが3つとれます。 熟したタネは全体が黒くハート型の白い模様ができる可愛らしい姿です。