< 東山植物園・木々の花T >




《 キガンピ(黄雁皮)》
 山地の日当たりの良い林縁や岩場に生える落葉低木キガンピはで、葉が対生、ガンピは互生になっているのが決定的な違いです。葉のつき方が「キ」の形になっていたら、キガンピだと覚えてもいいかもしれません、ガンピ類の樹皮の靱皮繊維はきわめて強靱で,古くから和紙の原料とされてきた。









《 ノブドウ(野葡萄 》
 日本全国のほか東アジア一帯に分布し、アメリカにも帰化している。木本のツル植物である。木本性であるが、太くなって高木に届くまでになることは無い。やぶに多く見られ、都市でも空地などに見られる。







《 ナツフジ(夏藤 》
 和名は、夏に花を咲かせることから。ドヨウフジ(土用藤)本州の東海地方以西から四国・九州に分布する落葉性のツル植物。和名はフジに似ているが、夏に花が咲くとの意味。







《 カクレミノ(隠れ蓑) 》
 日本原産の常緑樹で、主に本州の千葉以南〜沖縄にかけて分布し、湿り気のある樹林内や海岸近くに多く自生しています。日陰や潮風に優れた耐久力を持っています。  木が幼い若木の頃は葉に深い切れ込みが入りその姿が昔の雨具の「蓑(みの)」に形が似ているところからカクレミノの名前が付けられました。 雌雄同株。枝先に球形の散形花序を1〜数個だし、淡黄緑色で5弁の小さな花を15〜40個つける。両性花だけつく花序と、雄花と両性花が混じる花序がある。花柄は長さ4〜7cm。雄しべは5個、花柱は4〜5裂する。果実は液果で長さ7〜8mmの広楕円形で紫黒色に熟し、先端に花柱が残る。









《 イヌザンショウ(犬山椒) 》
 本州から九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。伐採跡などの攪乱のあった場所に生育することが多い。樹高は数m程度であるので、植生の回復にしたがって被陰されてしまうが、その間に生産した種子の寿命は20年以上とされ、土中で長い期間、次の攪乱を待っている。7月の終わり頃から8月にかけ、淡緑色の花を咲かせる。雌雄異株。







《 カラスザンショウ(烏山椒) 》
 本州・四国・九州・琉球、朝鮮南部・中国・フィリピンなどに生育する落葉樹。高さは6〜8mであるが、15mになることもあるという。低地の二次林に生育する。カラスザンショウの葉は大きく、長さ80cmほどにもなる複葉である。葉の中軸には棘がある。裏面には多数の油点がある。茎には大きな棘があり、太くなっても残る。







《 リョッカタマアジサイ(緑花玉紫陽花) 》
 樹高は1.5mから2mくらいになる。 葉に葉柄があり、枝に対生し、葉の形は楕円形から倒卵形で、大きいもので長さ25cm、幅14cmほどになる。縁は細かい鋸歯状になり、葉の表面、裏面ともざらつく。花期は7月から9月で、苞に包まれ玉状になった蕾が裂けるように開花し、淡紫色の小さな両性花の周りに花弁4枚の白色の装飾花が縁どる。







《 シマトリネコ 》
 美しい小葉が規則的に並ぶ奇数羽状複葉から降り注ぐ木もれ日が、涼しげでさわやかな印象を与え、人気を呼んでいます。5月下旬から7月にかけて、枝先に小さな白花が房のように咲き、やがて結実して白色の翼(よく)をもったタネが見られます。タネは樹上に長くついているので、遠目に見ると花が咲き続けているようにも見えます。







《 モクゲンジ(木患子) 》
 枝先きに大形の円錐花序を直立し、黄色の小さな花を多数つける。花弁の基部には赤いハート形の付属体がある。果実はさく果、3室に分かれた三角状卵形で、先はとがる。1室に直径7mmほどの種子が2個つく。花期は7〜8月。








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